あれから10年ちょっと経った。 久しぶりに路地を歩く。何でもかしわインフォメーションセンターでは「URA-KASHIWA(ウラカシ)
MAP」なるものを用意してあるとか。(このかしわインフォメーションセンター、海外放浪フリークの私としては、とってもいいものだと思う!そのお話はまた今度。)古着やさんだけではなくてカフェやいろんなお店があるのだとか。
URA-KASHIWA MAPで予習していざウラカシへ。率直な感想は、「何でこんなに店あるの!?」「一体、いつの間に・・・!!」
30年近く住み慣れた柏を離れてたったの1年半。このところ確かに柏から離れてはいたけれど、実家もあり友人もいる柏へは年に何度か来ていたはず。しかし、そういえば旧水戸を越えた柏神社周辺つまりウラカシへはここ3年程まるで来ていなかった。
「ここは柏???え、プチ渋谷、それとも何・・・?」
何かを強烈に訴えているかのような個性的なショップ。以前の柏にはなかった。お姉さまと呼ばれる年代になってしまった私では正直とても店に入りにくい。間口も狭く看板さえもみつけにくい閉鎖的な彼らの店は「本当にわかるやつだけ、本当に好きなやつだけ来い!」と言っているみたい。大型店とは、個性と勢いがまるで違う。
カルチャーショックだった。柏神社周辺は赤提灯の飲み屋街、だったはず。たぶん地元の人は皆そう思っているのだろう。うふふ。なんだか嬉しい。このあたりのウラカシの顔といわれるショップの多くが柏市民以外の人間たちによって産み出されたそうだ。彼らが今の活気ある柏をつくっているのだと実感しながら、地元の私も負けてられないな〜、なんてふと思う。
変わりゆく柏にわくわく。たったの3年半でウラカシはガラっと変わったという。柏駅周辺には、大型ショッピングモール建設予定もあると噂で聞く。この先、この街「かしわ」は、そして「ウラカシ」は、一体どう変化を遂げるのか。
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